私達Set Lipは2010年世田谷区成城の閑静な住宅街にひっそりとオープンした、スパニッシュ&イタリアンバル。
ここでは誰もが飲んで、食べて、笑える場所。
地元の駅で、地元の街で、気兼ねなく、くつろぎながら食事を楽しんでほしい。
お父さんはビールで、お母さんはワインで、子供たちはカルボナーラにピザを食べて。
家族で楽しく食事ができる輝く空間を提供したい。
そんな想いでここ成城学園で産声を上げました。。
今の世の中「美味しい」ものってたくさんあるじゃないですか。
コンビニのお弁当から、スーパーの総菜も昔に比べたら格段においしくなった。高級食材を使用したお手頃価格のお店もたくさんある。
世の中には「美味しい」ものだらけ。
でも、最近「あー 幸せ。。。」ってありました?幸せって、1つの事だけ満たされてても出てこない言葉です。
美味しい料理だけあってもダメで、愛する仲間と美味しい料理に美味しいお酒、そしてそこに流れるBGM、お店の雰囲気。さらにはそこにいるスタッフ。
空気や温度や、雑音までも、たくさーんの色々な要因がベストに重なった時、心の底から出てくる言葉。それが「あー 幸せ。。。」ですよね。
私達は飲食店ですが、お客様から頂く「美味しかったよ」の言葉よりもお客様がテーブルで食事をされていて、フイに出ちゃう「あー 幸せ。。。」とさりげなく出る一言が何よりもうれしい。
「美味しい」よりも「あー 幸せ」それが私達の想いです。
私たちの作ったパスタやパエリア、アヒージョは多くのお客様からたくさんの「美味しい!」の声をいただいております。
とてもうれしいし、料理人にとっては最高のお褒めの言葉なのですが、
実は特にそんな高級食材も、特殊な機械を使って調理しているわけはありません。
もともとスペイン料理とは、家庭料理の延長でフレンチや和食といったような特殊な機器や特殊な調理法があるわけではないのです。
ここだけの話、実はSet Lipのお料理は家庭でも一手間加えれば出来る料理ばかり。
では、世の中にこれだけ美味しいものが蔓延している中で、なんでSet Lipがお客様から「美味しかったよ!」と言っていただけるか。
それは、最後の最後の、一振りの「スパイス」が他の店舗と違うからです。
その最後のスパイスが、実は料理の味を大きく変化させています。
では、その「スパイス」とは?
実は、お店にいる「スタッフ」が最後のスパイス。
どんなお料理も、どんな空間も、最後はお店にいる「スタッフ」がお客様の料理の味を左右させます。
「美味しいもの」なんて今の世の中当然で、さらにそこからスタッフの作る雰囲気や、気遣いや、さりげない一言、お客様との談笑や会話が、目の前のお料理の味を全く違うものにしていきます。
まだ誰も気づいてないかもしれません。
お客様はSet Lipのアヒージョや、パエリア、パスタが美味しい!と思っているだけかもしれませんが、実はその味の決め手になっている最後のスパイスは、うちのお店の「スタッフ」なのです。
どうぞ、今日も他にはない、Set Lipだけの「スパイス」を味わってみてください。